【蹴球観戦放浪記】2019年9月29日松本山雅vsFC東京@DAZN
フットサルに向かう電車の中でFC東京グッズを身につけた人がいるなぁと思ったら、松本まで応援に行っていたんですね。東京ファンと言いつつ、ここ数年スタジアムに行っていませんし、今年首位だから応援しているんでしょと言われると返す言葉もありません。
今朝4時に起きて見たアトレティコvsレアルのマドリードダービーでも書こうかと思ったんですが、東京の試合の方を。
前半、かなり膠着した試合でこれは点が入らないなという内容でした。
ゲームを中盤の底から組み立てる高萩選手や橋本選手だけならず、CBの森重選手あたりにも松本の選手はプレッシャーをかけてるだけでなく、中を枚数をかけてきているので、長いパスで快速FW2人を走らせるということもできませんでした。逆サイドは空いているので、大きな展開からゴール付近まで攻めることがありました。しかし、クロスをあげても中の枚数が少ないので、得点の可能性が低い。
今期東京の得点パターンは、攻守の切り替えを早くし、相手の守備が整わないうちに快速FWで取り切るというパターン。相手も引いた状況なのでFWが走るスペースもなく、苦しい状況。前半は松本が狙ったサッカーをやっている。
それでも前半43分ごろに高萩選手がためてパスを出したところに外から回った室屋選手がシュートをしましたが、外れてしまいました。前半は特徴であるサイドバックの上がりも少なかった。
嫌な流れだなと思っていましたが、松本も前半は同点で終わって、後半勝負というプランだったのか、60分付近まではお互いに攻守の入れ替わりが激しくなり、相手のポジションが崩れる東京の理想的な展開。
後半62分の永井選手のシュートも東京らしい攻撃でした。松本のGKが落ち着いていて、体勢をギリギリまで崩さず、うまく処理されてしまいましたが。66分からオジェソク選手のクロスからの永井選手のアウトサイドへのシュートも惜しいシーンでした。ここまでの流れで点が取れればよかったのですが、永井選手を交代してからまたまた膠着した試合状況に。
こういった展開ではセットプレーが有効ですが、ドリブルの仕掛けも少ないのでいい位置でFKをもらう場面もあまりなかった。
鹿島も前日に引き分けていますし、下位とは言え、一筋縄ではいかない相手を残しているので勝ち点3を取りたかったところですが、負けなかったということでよしとしたいです。ここは優勝争いをしたことがある選手が少ない東京なので、乗り越えないといけない試練かと。