【蹴球観戦放浪記】関東大学サッカー1部東洋大学vs筑波大学@朝霞中央公園陸上競技場

家の近くで関東大学サッカーリーグが行われたので、観てきました。両チームとも以前観たチームだったので予備知識があったのでよかった。
【蹴球観戦放浪記】2019年9月14日関東大学リーグ1部東洋大学vs明治大学@東洋大学グラウンド
【蹴球観戦放浪記】2019年9月14日関東大学リーグ1部筑波大学vs早稲田大学@筑波大学グラウンド
【サッカー観戦】早稲田大学vs筑波大学@西が丘

東洋vs筑波入場東洋大学は下位であるものの首位明治大学との試合でも終盤まで互角に戦っていました。惜しいのはサイドを攻めても中に人が少ないので得点パターンが限定的になるところ。FC東京も同じようなケースが多々ありますが。

順位が示す通り序盤から筑波大学が押していましたが、前半12分に1本目のコーナーキックをとった東洋大学が7野本選手のトリッキーなグラウンダーのキックから11小林選手がゴール。筑波のマークが全然ついていませんでした。

ボールは筑波大学が握っているものの、東洋大学は奪ったボールをロングキックで進めて対抗しています。20分には左サイドを確か1点目のコーナーキックを蹴った7野本選手のクロスをヘッド(決めた選手を見逃していた)で2点目。筑波はかなりラインをあげていたせいか、ゴール前のマークが曖昧になっていました。

前半30分ごろから筑波大学の右サイドが活性化してきて、MFとSBがハーフレーンに入り込んで、相手を崩して行きます。

川崎F内定の筑波7三苫選手目当てで観にいっていたのですが、前半は消えていた印象。早稲田大学戦でも消えている時間が多いような印象なのですが、ここぞというときに出てくるのがエース。筑波大学は前半終了間際で細かいパスをサイドで繋いで、最後は6渡邊選手が決めて、ようやく1点返します。

後半開始段階でも前半同様に筑波が押していますが、アバウトに筑波ゴール前に蹴ったボールの処理をCBが処理をミス(?)いや東洋の10松崎選手がうまく身体を入れて、ボールを奪い、シュートで3点目。これが試合を決める得点になりました。

後半35分ごろに筑波大学三苫選手がゴール前に入れたボールを折り返し、混戦になったところを決めて1点返しました。その後も筑波が優勢に進めましたが、得点は奪えずに試合終了。

東洋大学の選手は試合途中も足がつったり、試合が終わった後も倒れこんだりして、どっちが勝ったチームかわからない状態でしたが、終盤の猛攻をよく耐えました。

この試合を観ていて気になった選手。
【東洋大学】
20横山選手:前半筑波の左サイドバックはかなり手こずっていた。スピードがあり、ラインを割るかというボールも追いついてクロスをあげるなど脅威になっていた。守備はまだまだ不安あり。怪我で途中交代。FC東京ユース出身。

【筑波大学】
10高嶺選手:CBの間に降りてきて、GKからのビルドアップにも絡む。180cmに満たない身長だが、フィジカルが強く、セカンドボールを拾ったり、守備でも貢献。左足のサイドチェンジが正確。筑波大学が左サイドは多い人数で細かいパス回しで崩すのに対し、右サイドではMFとSBのコンビネーションと左右非対称の攻撃だったが、サイドチェンジがそのリズムを切り替えるキーとなっていた。CB前から相手ゴール前、左右どこにでも顔をだすスタミナが脅威的。コンサドーレ札幌内定。

7三苫選手:消えている時間はあったが、自分が止まった状態からでも独特のリズムのドリブルで相手を交わすことができる。川崎F内定。

試合会場には出店が出ていたり、試合開始時には地元の小学生のキッズエスコートがあったり、いい雰囲気。
ハーフタイムでは地元高校のブラスバンド部の演奏。
大学スポーツは面白いコンテンツが多いので、警備や運営面などいろいろ乗り越えないといけない壁はあると思いますが、もっと有料の試合が増えてもいいのではないかと思います。とくに日本はアメリカと同じように大学を経由してプロになるスポーツが多いので、運営費用という意味でもプラスになるかもしれないし、会場に試合が入れば選手のモチベーションアップにもなる。運営でも運動部以外にも放送部などのマスコミ関係や企画をやりたい生徒もいるのでいい機会になるのではと思います。

 

 

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