【蹴球漫画放浪記】番外編:ブルーピリオド7巻
今回ご紹介するのはサッカー漫画ではなく、スポ根芸術漫画の「ブルーピリオド」。2020年の漫画大賞をとった作品なので知っている人も多いはず。
6巻までは主人公八虎が美術と出会い、芸大に合格するまでのストーリーですが、7巻からは芸大合格後のストーリーとなっています。
当然のことですが、必死で身に付けた受験絵画が通用せずに凹みまくる日々ですね。現役合格者が少なく、浪人時代に自分を見つめ続けた浪人生たちと自分を比較して自分を見失っている八虎がもがきあがき粘っていくんだろうな。
芸術ではないけど、自分も第一志望とは違うとは言え大学に合格して上京した時は、それまでは偏差値というある程度共通の尺度において自分の立ち位置が見えたように思えたけど、自分ってなんだろうって悩み続けたな。
社会人でも30代までは昇進や業績ということを気にしていたけど、自分たちで会社をやって失敗(?)して今の会社に入って昇進なんかどうでもいいやと思ってはいるけど、ふっと自分ってなんだろうこれからどうなるんだろうと考えてしまう・・・。
どうやって自分を確立していくか八虎の今後の奮闘に期待しながら、次の巻を楽しみに待ちたい。
芸大と言えば、音楽だけどKing Gnu。