【蹴球観戦放浪記】短評：2020年7月11日琉球vs徳島

前節のホーム初戦の京都戦も消化不良になったもののなんとか勝ち点1をもぎ取った徳島。アウェイ沖縄に乗り込んでの琉球戦です。

前半は徳島らしいパス回しは見られず、攻撃のリズムが作ることができませんでした。GK長谷川選手のビックセーブでピンチを乗り切り、開幕戦でハットトリックを達成した西谷選手の突破からのシュートが杉森選手に当たって、ラッキーなゴール。

ゴールで流れが変わるかと思いましたが、最終ラインでボールを回すものの、うまく攻撃できない時間帯が続きます。

後半開始早々、日程も考慮してか2人選手を交代。今回のレギュレーションだとハーフタイムの交代は交代回数に入らないとのこと。交代による試合コントロールがうまいとは思っていないロドリゲスとしてはいい交代。

が、後半琉球の左サイドからのアーリクロスを阿部選手がうまく合わせて同点。

このままずるずるいかなければいいなと思っていましたが、西谷選手に代わって入った渡井選手がスルスルと左サイドを抜け出しゴール。その5分後にもカウンターから河田選手から交代した垣田選手が運び、ゴール前に渡井選手が合わせてゴール。

結果は出たものの、まだまだ攻撃がうまくいっていません。

昨シーズンうまくいった擬似カウンター対策なのか、最終ラインでボールを回しても相手が食いついてくることが少なく苦労しているようです。

ただ、大分に移籍した野村選手がシャドーの位置でうまく時間を作り、決定的なパスを入れていたのが魅力でした。今シーズンは西谷選手や渡井選手のようにドリブルで相手を剥がせる選手が多くいるので、違う攻撃パターンも見せています。

岩尾選手とコンビを組んだ梶川選手の働きも大きいように思えました。

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