結果が出ない鹿島
堅守速攻と言えば、鹿島。気がついたら勝利をおさめているのが鹿島。いつの間にか上位にいるのが鹿島。
正直戦術的な目新しさがないものの、勝ち続けていた鹿島が今シーズンからモデルチェンジを目指しているが、リーグ戦だけでなくACLやルヴァンカップでも、、リーグ戦にいたってはゴールすらあげていない状況。
あの憎たらしい鹿島が弱いのが寂しい。
浦和戦は浦和が以前の鹿島のようだった。自分たちのストロングポイントを前面に押し出して、戦術的な深みはないものの、負けないサッカー。東京も似たようなもんなんですけど。
鹿島、最終ラインから丁寧に繋いでいるけど、縦パスを入れた方がいい場面でも横パスをしてボールを保持することが目的になっている感じ。
あくまで主観ですが、ブラジル人監督ってなかなか戦術的な監督はいない気が。サッカー王国と言われるくらいなので代表クラスでなくても個人の能力が高いので、戦術なんて関係ないって感じ?
ワールドカップを勝ったスコラーリ監督でもチェルシーでもうまくいかなかったし、戦術的と言われたルシェンブルゴ監督もレアル・マドリーでうまくはいかなかった。
戦術的な監督と言えば、やはりヨーロッパあるいは南米であれば、アルゼンチンと言うことになるだろうが、そういった地域までいい監督をスカウティングしているJリーグチームは少ないのではないか(調べていないので、あくまで推測です)。
ヨーロッパ(特にポルトガルやスペイン)はサッカーを深く考えているなと「サッカーとは何か」と言う本を読んで思った。サッカーの本を読んでいて、構造主義やら方法序説などの哲学の話がでるとは思わなかった。深く考えたからといって、勝てる訳ではないが。
モデルチェンジをしているところをいきなりうまくはいかないだろうが、試合後半のザーゴ監督のように顔を覆ったり、下を向いてはいかんだろうとは思う。今までのスタイルからすると真逆(?)といっていいことをやっているんで、結果は出なくても、何が悪いと言うくらい太々しくいないと。
こういう状態でも東京は苦戦すると思ってるんですが。