【蹴球観戦放浪記】短評:2020年7月25日磐田vs徳島

前節は福岡の堅い守備がこじ開けられず0-1で破れてしまった徳島。

今節は順位が近い磐田との対戦です。

幸先よく藤田選手からの右CKをサインプレーで後ろから飛び込んできた清武選手のヘディングで先制。磐田GK八田選手の予備ジャンプのタイミングを見ても、予想をしていなかったのでしょう。予備ジャンプで地面で足がついたと同時にボールが飛んできたので反応ができませんでした。

追加点もCB内田選手がシュートをしたところ、磐田のDFがハンド。枠に飛んでいなかったことから余計なハンドだったとは思います。岩尾選手がきっちり決めて、前半早い段階で2点をとります。

が、ここからは一方的な磐田ペース。中盤で繋がれるは、セカンドボールはほとんど拾われるはで、徳島は攻撃に移れません。

ゴール前の危ないシーンでは磐田2トップの小川選手やルキアン選手を複数で囲み、いい状態でシュートは打たせませんでした。

もう一度見ないと意図は分かりませんが、磐田は良いポジショニングを取っていたので、パスがつながっていたので、中盤でとることを諦めて、ゴール前の守備を固めたのかもしれません。

コーナーキックから小川選手のヘディングを徳島GK長谷川選手が片手で止めたり、後半にも長谷川選手が吊り出されましたが、粘り強く手に当たってゴールを守ります。

途中交代で入った徳島島屋選手のドリブルなどありましたが、ゴール前を固めていることもあって、サポートの人数が少ない。

試合内容はよくありませんでしたが、なんとか無失点で試合を閉じることができました。

昨シーズン、そして愛媛戦もそうでしたが、早い段階で得点をしたあとに徳島は勢いをなくすことがあります。この試合では得点はしたものの、押し込んだものではなかったですが。

試合ペースのコントロールが課題かと。そのコントロールの鍵となる岩尾選手の代わりをどうするかと言うことも後々の課題になりそうです。

ほとんどフル出場もしており、ゲームのテンポを作るのは中盤での彼のパスです。年齢的な問題、今年の変則開催を考えると早めに代わりになる選手を見つけないと。

 

———2020年7月26日追記———————-

徳島が押し込まれたことについて、どう言った戦術的な変化があったのか、言及されているブログがないかと思い、探していたらありました。

【全てリカルド監督の思惑通り?】J2リーグ第7節 ジュビロ磐田vs徳島ヴォルティス

管理人は全然気付きませんでしたが、磐田フベロ監督の口笛でサイドチェンジを行っていたのね・・・。

リカルド監督は試合中の戦術変更や選手変更は上手ではないと言うイメージを持っていましたが、磐田のハーフレーンに入ってくる選手への対応も行っていたのね・・・。5バックと言うのは基本的な対策だとは思いますが、2点を早く取っていたので前半の守備時の4バックから変えるタイミングは難しいと思います。

ここまで深く試合が見れて、短時間で分かりやすい文章にする力を早く持ちたいな。

観る力、書いてアウトプットする力を身に付けないと。サッカーに限らず、いろいろ役に立つことだと思うので。

Follow me!