【蹴球観戦放浪記】短評:2020年8月12日町田vs徳島
雷雨で試合開始が30分遅れた試合。
徳島は藤田選手が岸本選手に変わった以外は長崎戦と同じメンバー。
試合全体を通して、徳島はボール保持率65%、パス数666本、パス成功率89%と数字を見るとかなり圧倒している。が、試合を通して見た感じは町田が激しくプレスをかけてきたわけではないので、かなり持たされてイメージが強い。シュート数が8本(町田は7本)ということを考えると、ゴール前ではしっかり守られた思う。
この試合唯一の得点も町田水本選手の縦パスを小西選手がカット、渡井選手へのパス、ドリブルで相手を引き付けて、西谷選手。西谷選手がGKの動きをよく見て落ち着いてゴール。
前からプレスは来なかったもののロングボールもあまり蹴らせてもらえず、41分、59分に徳島が長い時間パスで攻める場面はあったが、ボール保持率に見合うようなチャンスは作ることはできなかった。
とは言え、試合をうまくコントロールできたことは大きなプレスと捉えたい。
コロナ観戦者が複数出て、チームは対応に追われたと思うが、試合に大きな盛り上がりポイントはなかったものの、落ち着いて観られる試合だった。連戦もあと3戦続くので、やはり岩尾選手をどこかで休ませてほしいなと思う。
CLのパリ・サンジェルマンvsアトランとを途中から観たが、アトランタが勝っていたので応援していたが、試合終了間際のゴール、アディショナルでパリ・サンジェルマンが逆転。ネイマールはあの同点のシーンで飛び出しのタイミング、トラップ、左足でのキック。追い込まれた場面でよく落ち着いてプレーできるわ。