【蹴球観戦放浪記】短評:2020年8月15日FC東京vs名古屋グランパス
ハノーファーに移籍する室屋選手の東京ラストマッチ。これだけ、アップダウン頑張ってくれる右サイドバックを手放すのは惜しいが、選手個人の人生。ドイツの地でもファイトして欲しい。
実はこの試合あんまり書くことはなく、いつもの東京である。ただ、レアンドロ選手が出た場合、守備を積極的にはしないので、鳥栖戦のように左サイドバックの小川選手を高い位置にあげたときの守備に問題があった。この試合はレアンドロ選手がある程度戻って守備をするようになたので安部選手の負担が少しだけでも減ったように見える。
17分の長い時間相手に触らせないでパスを繋いだシーンはあったが、それほど意図を持って崩しに行ったようには見えなかった。
32分に室屋選手が真ん中高い位置で奪ったボールを安部選手、レアンドロ選手にいったん当てて、戻ってきたボールを高萩選手、永井選手に渡ったのち、レアンドロ選手がうまいシュート。名古屋GKランゲラック選手も味方CBがブラインドになって見えなかったのだろう。
東京の守備はCLで観たアトレチコの守備に近いイメージ。ゴール前でブロックを作って、待ち構えて跳ね返す。
永井選手のスプリント力やDオリベイラ選手を活かすためにももっと高い位置でボールを弾くような守備の方が移行できないものか。