【蹴球観戦放浪記】短評:2020年9月2日徳島vs水戸
5連戦もあった8月を無敗で乗り切った徳島、また新たな5連戦が始まります。
水戸をホームに迎えての連戦の初戦でしたが、残念ながら勝つことはできませんでした。
首位長崎は勝ったものの、途中まで負けていた北九州(最終的には同点)について行きたいところでしたが、残念。
前半10分の失点は相手陣地内で奪われ、カウンターを決められる。
前半35分の攻撃で水戸のハンドっぽいプレーもありました。
痛かったのが前半アディショナルタイムでドゥシャン選手のビルドアップのボールが雨で重くなったピッチで途中で止まったところを奪われてゴール。
この試合いつものようにボールを最終ラインから繋いでいましたが、雨で重くなったピッチのせいでいつもよりパススピードが落ちているように見えました。結果、いつもなら相手を剥がせるところ、ボールスピードが落ちたせいで、相手の寄せてくる前に時間が稼げなくなり、パスを繋いでいるだけと言った状態に見えました。
特に岩尾選手がボランチの位置でゲームの流れを落ち着かせるような緩いパスを繋ぐのですが、パススピードが落ちることで途中でカットされたり、パスが通っても相手が寄せてきて有効なパスになっていなかった。
水戸のプレスも出足が鋭かったので、相手も褒めるべきですが。
西谷選手の左サイドの大きな武器ですが、カットインする動きも読まれてきているので、変化がほしいところ。
後半終了間際に河田選手(やけに実況、解説に垣田選手と間違われていたなぁ)がゴールを決めたのは収穫。
水戸の秋葉監督は元徳島の選手なんで、いいところを見せたかったですが、残念な敗戦でした。