【蹴球観戦放浪記】短評:2020年9月9日栃木vs徳島
2回目の5連戦もついに4戦目。
アウェイでの栃木戦です。栃木は得点は多くないものの、この試合までJ2最小失点。
試合開始直後は栃木は前から激しくプレスをかけてくるが、徳島はうまくプレスを剥がし始める。この前半最終的にはボール保持率は75%を記録。
11分には垣田選手に当てたボールを小西選手に戻して、ロビングボールを相手ゴール前に。西谷選手がつめたもののGKに処理される。
38分には自陣で小西選手から渡井選手へ。渡井選手は逆サイドに向かってボールを運ぶ。
高い保持率の割りにはチャンスが作れてはいなかった。しかし、ボールを持たされているという印象もなく、このペースで早く先制点を取りたいところ。
50分に待望の先制点。CKから受けたボールを小西選手がミドルシュート。高い弾道でカーブのかかったボールがネットに吸い込まれる。相手GKも垣田選手の動きにつられたようで、弾道からも最初からゴールを狙ったように見える。
72分は相手GKが上がっていたのをみて、ロングシュートを放ったが、ポストに嫌われてしまった。
FKを頭でうまく合わされたピンチもあったが、ポストに救われた。
栃木は最小失点が示す通り、前線からのプレスが最後まで止まらなかった。
長崎が負けた中でこの勝利は大きい。