【蹴球観戦放浪記】2020年11月11日徳島vs栃木
味スタで東京Vを破り、ホームで栃木を迎える徳島。
前半開始直後から予想通り、栃木の激しい前からのプレス。なんとかいなして繋いでいたものの、相手ゴール前ではチャンスらしいチャンスは作れませんでした。
前半のスタッツではボールポゼッション率も7割を超えて、パス数もゆうに相手パス数の倍くらいでした。しかし、表面的な数字ほどうまくはいっていない印象。
後半も同じような展開で徐々に相手ゴール前で押し込めるように。
ついに渡井選手が左サイドを抜け出し、河田選手へのクロスをあげたボールが相手DFが防ごうとした足にあたり、オウンゴール。
渡井選手しろ、小西選手にしろ、昨年までは少しひ弱さも出てきましたが、ここにきて、競り負けることも少ないし、守備も頑張ってくれ、頼もしい存在です。
後半30分にはカウンターから岸本選手のクロスを垣田選手がヘディングで合わせて、追加点。
チームとしても昨年までは1点とった後にスローダウンして、もたもたしている間に同点というケースがありましたが、最近はリスクをかけて追加点を取りに行く姿勢も評価しています。
最終的にはボールポゼッション率が7割を超え、パス数は相手の3倍を超えました。
数字ほど徳島ペースではないとはいえ、このような試合を勝ちきることは重要ですね。
チームメンバーの御子息が所属していたチーム出身の徳島20の福岡選手。最初見たイメージはCBタイプかと思っていましたが、利き足側でない左サイドでもサイドバック的な動きもできています。
徳島は核となる岩尾選手、石井選手は30代ですが、他は20代半ばでのびシロはあります。