【蹴球観戦放浪記】短評:2021年5月27日G大阪vs徳島

ロドリゲス監督体制最後の試合となった天皇杯準決勝以来の対戦。調子が良くないとはいえ、タレントが揃っているG大阪。徳島が成長度をはかるにはいい相手。

天皇杯のときはボールはもてたもののいい崩しはできている感じはしなかった。

前半もたつくシーンはあったがボールはもたされていると感じでもなく、解説が言うほどG大阪もいい守備はできていなかった。

ただ、少しのミスや油断を逃さないのがタレントがいるチーム。先制点もジエゴが絞りすぎていて、フリーでクロスを上げさせてしまった。そのクロスにも反応できなかったかなと思ったが、フリーなら外さないのもパトリック。ふかしてしまいそうなところでもきっちり決める。

そこから徳島はG大阪の守備陣を振り回していたように思うが、ゴール前の最後のところでいい形が作れない。中央のところを固められていたけど、もっと単純にクロスやミドルシュート打ってもいいのではないか。

後半に入っても同じような展開だったが、後半21分にゴール前に入れたボールを垣田選手から宮代選手につないだところで相手の反則があり、PKを獲得。岩尾選手が冷静に決めた。

追いついてこれからと言うところで、パトリック選手と上福元選手が競り合って、こぼれたボールに宇佐美選手が反応してゴール。

パトリック選手のオフサイドにも見えたが、遠い位置にはいたけどジエゴ選手が残っていたかな・・・。

個人的には渡井選手には期待しているが、途中で入ってきたが、相手とのボールの競り合いがあっさりしすぎている。昇格の立役者ではあるが、こういったところが先発に選ばれていない理由かもしれない。

G大阪や前日の川崎の試合を見てもそうだが、ちょっとしたチャンスを決めきれるFWや何枚か剥がせる選手がいると大きい。

湘南vs川崎も見たけど、湘南はかなり手強い。そろそろ泥臭くてもいいから、勝ち点を拾っていかないと、仙台も調子をあげてきているし、残留が危なくなってくるなぁ。

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