【蹴球観戦放浪記】短評:2021年6月23日徳島vs FC東京
リーグ中断でポヤトス監督の戦術の落とし込みもできたと予想される徳島。
結果がわかっている中で言うのもアレだが、個々の能力が高い東京がフレッシュな状態の中やるのは正直やりにくいと思っていた。
東京のスタメンは予想外のブラジル人トリオを並べた形ではなく、献身的な日本人選手を並べて、前からプレスをかけてきた。試合早々やってしまった。
東京は組織的なプレスではないが、個々の走力と戦術の理解度が高く前半は思った以上にボールがつなげなかった。
体力が落ちてきた後半やブラジル人トリオが入ってきてからはプレスが緩くなったのと、ドゥシャン選手、カカ選手、ジエゴ選手でビルドアップするのではなく、岩尾選手あるいはジョエル選手が降りてきてビルドアップした方が安定していたように見える。
チーム内で話していると思うが、GK上福元選手とDFラインのコミュニケーションが取れているかは心配。
個人的にはポジティブな要素があったと思っている。渡井選手が相手のプレッシャーに慣れてきているように見えた。うまく相手から離れたところでボールを受けて、攻撃に絡めたように思う。
ジョエル選手も動きは良かった。
とは言っても、降格ラインが見えてきた上、下位チームも調子をあげてきているのが怖いところ。
次は横浜FMか。。。