【蹴球観戦放浪記】短評:2021年7月4日札幌vs徳島
後ろでのビルドアップに拘らず、危なければ早く蹴る、真ん中でチャレンジしていくという狙いだと思うが、今日はパスミスが多い上に、守備でのプレッシャーも早くいかず、なんとか引き分けてくれればと思っていた。しかし、終了間際に失点。不幸な失点ではあるが、守備へのアプローチが遅れてので、それまで失点しなかったのがラッキーだったくらいだ。
試合間隔は空いていたが、選手の動きが重いように感じた。
自分もフットサルをしているときによくあるのだが、必要以上にプレッシャーを感じている、気負いすぎていることが原因で重心がうまくコントロールできず、足だけでボールを蹴ってしまって、弱いパスになることがある。そういったシーンが多かった。
渡井選手は阻まれるシーンは多かったが、密集でよくチャレンジしていたと思う。途中で入ったジョエル選手は落ち着いているし、宮代選手や西谷選手も相手に立ち向かっていたように思う。
垣田選手はサイドに流れてロングボールを受けるシーンが多かったが、真ん中でどしっと構えてほしい。修正しているようには感じられていないのでチームとしての戦術だと思うが、肝心なシーンでゴール前にいないので、単純にクロスをあげるという選択もできないのでは。
93分の相手ゴール前のシーンでシュートを打たず結局後ろに下げたが、ポヤトス監督のジェスチャーが気になった。メンバーとの意思疎通ができていればいいのだが。
降格圏も見えてきたので、勝ち点がほしいところ。