【蹴球観戦放浪記】短評:2021年10月23日徳島vs大分

6ポイントマッチが続く徳島。ここで勝てば楽になったのだが。

徳島はシュート数が多くなった。ボール保持を目的にしているのかというくらいだったが、この日は宮代選手やバケンガ選手がミドルシュートを放ったように、ゴールが見えればシュートという積極性も見えた。大分GK高木選手にことごとく防がれたが。

試合後の岩尾キャプテンの

「5試合残した中で、自分たちがピッチで示した“気持ち以外”のパフォーマンスはあまりいいものではなかった。それゆえに意図した形でチャンスを作る回数が少なかったし、そういった運任せのサッカーをしているとわれわれに未来はないのかなと思っている」。

という言葉は重い。鳥栖戦や負けたとは言え横浜FC戦は意図した形での得点だったと思ったが、ここにきて迷いがでてきているのか。

昨シーズンも昇格や優勝を決める際に苦しい戦いだった経験をもとになんとか残留を決めて欲しい。

大分の得点シーンだが、徳島のDFがヘディングでクリアしたシーンを拾った大分長澤選手のトラップはDAZNの映像でみるとハンドに見えたのだが、Youtubeで上がっていたゴール裏から撮ったであろう現地の映像をみると腕は体にピッタリついているし、不自然に広げた感じではないのでハンドではないだろう。徳島の選手たちもアピールはしていなかったので気になっていたのだが。

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