【蹴球観戦放浪記】短評:2021年11月20日FC東京vs徳島

実は徳島を継続的に応援する前はFC東京を応援していた。住んでいた地域がFC東京のお膝元であったというのが大きな要因ではあった。

FC東京ファンを辞めて徳島を応援するようになったのは
・スカパーに加入していたのだが、徳島の放送は少なかったが、DAZNでは毎週放送があったので試合内容を追っかけることができるようになったこと
・2019年FC東京は2位になった。長谷川監督になったすごく期待したシーズンだった。しかし、川崎や優勝した横浜FMとはチーム戦術的に大きな差があり、いくらいい選手を集めても発展性はないことが予測できた。それでも2020年のシーズンは徳島がJ2にいたので、FC東京の試合は序盤こそ観ていたが、予測していたようなチーム状態だったので、徐々に観るのを辞めてしまった。

徳島としては、もう負けられない試合が続く。試合が始まる前からFC東京のFW陣のプレスが弱いので、ボールを動かすことで試合を支配できることは予測していた。

神戸戦から採用している4-3-3もどこかの代表とは異なり、かなり機能している。詳しくはリンク先に非常にわかりやすい分析がされていて、自分もここまで試合を解釈できれば面白いだろうなと思う。
今できる コト を表現した90分間 4-3-3の すゝめ 第35節0-1ヴィッセル神戸

垣田選手をはじめとする3トップが東京DF陣にうまくプレッシャーをかけてGKにロングボールを蹴らせて、セカンドボールをうまく回収していた。東京の選手は個人能力が高い選手が多いので、セカンドボールが回収できるかどうかが一つの鍵だったが、相手を上回ることができた。

怪我明けのキャプテン岩尾選手がアンカーに入ることで攻守両面で相手が嫌な位置に入ることができるし、中距離のサイドチェンジのパスが有効だった。

いい試合の流れを作ることができても結果が出ていない徳島だったが、前半終了間際に藤田ジョエル選手のミドルが相手に当たってラッキーな面があったとはいえ、得点することができた。以前までなら西谷選手がカットインで入ったところでシュートというところもあった。しかし、よりいい状態にある味方を冷静に見つけてパスを出したところは良かった。

後半東京も修正してきた、いつもヒヤヒヤさせられるジエゴ選手がやらかしてPKを与えてしまったが、上福元選手がやってくれた。自分も批判をしてしまったことがあるし、今シーズンは調子に乗れなかった上福元選手がここ数試合はいい守備を見せてくれる。J1昇格の立役者が終盤負けられない試合でやってくれた。

垣田選手も試合を決定づける得点を決めてくれて、残留争いにも大きな1点を入れてくれた。

次も負けられない湘南。2019年昇格プレーオフの借りを返す意味でも勝ってほしい。

試合が終わった直後の上福元選手のアップ。厳しい表情からふっと笑顔になったところと、ジョエル選手のサポートへの挨拶を見るとチーム状況はいい。ポヤトス監督には来年も続けてほしいが、より説得性をもたす意味でも残留は勝ち取ってほしい。

主観的な感想だけで、いい分析をしてみたいなぁ。

日本代表の森保監督が見にきていたみたいだが、代表候補は長友選手くらいしかいないし、選手を見たいのなら他にも試合があったと思うのだが、4-3-3のオーガナイズの参考にもしにきていたのだろうか・・・と邪推してみたりする。

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