徳島ヴォルティスのノビシロ
選手の入れ替わりがあるので考えてもしょうがないことかもしれないが。弱点と言いたくないので、ノビシロとして思ったことを。
①サイドからのクロス攻撃
昨日も引用したスタッツの通り、クロスの数はリーグで最も少なかった。
【徳島ヴォルティス】J2降格が決定。各種のスタッツをまとめてみたが、表のとおり、ボール支配率はJ1で2位。川崎フロンターレやコンサドーレ札幌よりも上となる。徳島を含めて「ポジショナルプレーを取り入れているチーム=いいサッカーをしている。」と安易に結論付けてはいけない時代になったと思う。 pic.twitter.com/TBzkBuZMz3
— じじ(サッカーコラム J3 PLUS+) (@J3Plus) December 4, 2021
サイドバックの突破力などいろいろ問題はあると思うのだが、J1経験の少ない選手がいるのは最初からわかっていたこと。ボール保持率が高いとはいえ、サイドが単独あるいは1対1で勝負させるためのボール保持ができていなかったと考えている。クロスを上げるシーンでも正直精度がいいとはいえなかった。しかし、これはゴール前のターゲットが少ないせいもあったと思う。リスクをかけて、複数ゴール前にいないと屈強なJ1のCBには勝てる可能性は低いだろう。
②サイドバックの守備
左ジエゴ選手、右岸本選手のミスも多かったように思う。岸本選手は頑張ってはいたが、スローインなどで集中力が切れたような守りをするシーンもあった(正直あれだけアップダウンをやってなんで難しいとは思うが)。
左ジエゴ選手は最終戦もそうだが、サイドを攻められた場合、自分のサイドにも関わらず中に絞ってしまう傾向にあった。西谷選手が戻ってくるのだが、どうしても後手を踏んでしまう。中に絞ったと言っても相手FW陣は背後にいるのでフィルターになってないシーンもあった。同じようなシーンを繰り返し見た記憶があるので、監督がCB2枚だと不安なので比較的上背のあるジエゴ選手を中に守らせていたのかもしれないが、先にアプローチしてくれよと思うことが多くあった。
J1に挑戦して出た課題がJ2では顕在化しないかもしれないが、次はJ1昇格と共に残留も見据えたチーム作りをしてほしい。