さよならキャプテン&徳真選手

シーズン最終戦のスピーチからある程度想像はしていたが、キャプテン岩尾選手の浦和への期限付き移籍の発表と鈴木徳真選手のC大阪への完全移籍が発表された。

岩尾選手の最後のインタビューが泣ける。
岩尾憲、最後のインタビュー。

昨シーズンの徳島の中心の二人の発表され、最終戦先発していた11人のうち9人の移籍が発表された。同じく降格する仙台、大分、横浜FCが選手をある程度引き止めているように見えるが、これはフロントの力なのか、降格したとはいえ、徳島がいいサッカーをしたのか、ポジティブに考えたい管理人は後者だと考えている。

岩尾選手は選手生活のほとんどをJ2に過ごし、あとどの程度選手を続けるかわからないがJ1に残れる最後のチャンスだと言える。徳真選手は高校選手権準優勝、大学では日本一とエリート街道で新人で徳島に来たのが不思議なくらい。しかもプロ4年目で一番いい時期なので、J1でやれるという感触も得ただろう。2人をおめでとうと言って送りだしたい。

岩尾選手は正直レギュラーを取れるかどうかはわからないが、天皇杯を獲得して結果をだしたとはいえ、ロドリゲス監督のやりたいサッカーには程遠い感じのように見えた。徳島になかったものは浦和にはある。決定力のあるFWとGK(決して上福元選手を下げているわけではない。西川選手がロングキック精度とここぞというときビックセーブが凄すぎる)。徳島ではある程度やれると感じた岩尾選手はこんな環境でやってみたいだろう(家庭の事情もあるかもしれないが)。期限付き移籍という含みを持たせたオペレーションはいろいろ邪推をしてしまうが、後のことを考えず、選手生活の集大成、アジアの舞台で活躍する岩尾選手を見てみたい。

でこんなに人の入れ替わりがある徳島だが、SNSでの補強の採点はこんな感じ。こんだけ特にスタメンを張っていたメンバーが引き抜かれると普通はこんな評価だろう。下馬評をひっくり返して、脅かそうじゃないか。

さあ徳島の王子様はどうなるのか。

あくまで私的なベストイレブンでポジショナルプレーという観点での選定ではあるが、西部さんのJリーグレポート2021では降格したチームにも関わらず、岩尾選手が選定されていた。

 

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