春高バレーを観て想うこと

子供たちがいまさらながら「ハイキュー」にハマっていて、春高バレーの男子決勝をテレビ観戦をした。

「ハイキュー」の中では戦術的なことも触れられていて、今の高校生世代がハイキューを小さい頃から見ていた世代のようで、レベルの底上げに役立っているという考察もある。自分の世代でいえば、戦術面はともかくサッカー人口拡大に役立った「キャプテン翼」のようなものか。
「今年は特にレベルが高かった」春高バレーで『ハイキュー!!』世代の高校生が見せた2つの“アップデート”と“大人たちの課題”とは?

観ていて気になったことは、タイムアウト時に監督・コーチからの声がけに関すること。戦術的な理解が高まったとはいえ、言っていることが結構精神的なことが多いなぁと。

このシーンを見て、あるJ1チームのロッカールームの動画を観たことがあるが、現役時代は頭脳派と言われた選手が監督になって、前半に相手に2点先制された自チームメンバーに先制点を取られるなと感情的になっていたシーンを思い出してしまった。

調べてみると、バレーではタイムアウトは1回30秒1セットにつき2回まで。ちなみにセット間は3分というのがルールということだ。戦術的に細かいことは試合前に散々言ってきているので、これだけ短い時間であれば、精神的なことになるのはしょうがないなぁと感じた。自分でも仕事で障害対策など短時間で対応しないといけない事象は焦っているメンバーの冷静さを取り戻させ、やることを絞って対応させる。時間が取れるような状況であれば、状況を整理して、根本的な対処をとるようにする。

翻ってサッカーはプレー時間中はともかくハーフタイムは10分とある程度細かい戦術的なことを言っても十分な時間はあるし、選手の頭を冷やさせ、もう一度やることを確認させるために論理的に説明する時間は十分にある。某チームはある1試合だけのシーンを見ただけなので、毎試合そんな感じなのかはわからんし、チームをピリッとさせる意味で芝居をしていることもあるのでなんともいえない。ただし同じ人物が解説をしていてもあまりロジカルでなかったので、おそらく・・・・。好きな選手だったんだけどなぁ。

 

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