【蹴球観戦放浪記】2022年2月27日ファジアーノ岡山vs徳島ヴォルティス

前半いきなりビルドアップのミスで安部選手から内田選手へのパスをチアゴ・アウベス選手に寄せられ奪われてそのままゴールを奪われる。

相手もワントップこともあるが、CBから櫻井選手へのパスが通るシーンが多かった。櫻井選手→白井選手からのクロスを藤尾選手が合わせたが、キーパーがナイスセーブ。 前節はボランチにボールが入らないせいで、特に白井選手が下がってくるシーンが多く、下がった結果、藤尾選手に楔が入ったり、クロスのシーンでのゴールまでの距離が遠かった。この日は高い位置で距離がいい状態でボールが入るシーンが多かった。

20分では高い位置でボールを奪われ、すぐに奪還するために周りを囲んだが剥がされ、シュートを打たれたがなんとかブロックする。昨年もこういったシーンで剥がされるケースが多かったが、人数をかけたときはなんとか取りきってほしい。

ボールを握っているもののリズムが悪いところに、運の悪いことに川上選手がペナルティエリア内でハンドを犯してしまい、相手にPKを与える。相手は慎重に蹴ったが、長谷川選手が冷静にセーブ。これで試合の流れが変わったと思う。

40分にGK長谷川選手からのカウンターで最後はていないに浜下選手がクロスをあげ、藤尾選手が頭で合わせて同点。

後半も徳島はかなり推していたが、最後のところの精度あるいは人数が足りず、勝ち越しゴールを奪うことができなかった。

ヒートマップでも出ていたが、渡井選手はピッチの左サイドで幅広いところで動いており、守備意識も昨年までより上がっている。

J1でも通用していたカカ選手をスタメンで使っていないのが気になる。推測するに、現在のチームの特徴であるCBからの逆サイドのWGへの長いボールの精度ではないだろうか。対人あるいはドリブルは申し分はないと思うのだが。バケンガ選手も今シーズンはスタメンをはるものだと思ったが、若い選手たちが監督の信頼を勝ち取ってゲームに出ているのはいい。志龍選手や太陽選手もいづれ出てくるはず、頑張れ。

試合を支配していただけに勝ち点3がほしかったところだが、ビルドアップの改善も見られたし、ストライカーにもゴールが生まれた。昨年と同様だが、ビルドアップのところのミスはしょうがないとして、今日は相手が上手だったとはいえ、失点を防ぐようにしてほしい。

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