Jリーグ、クラブ上場を解禁

2022年2月28日にJリーグ、クラブ上場の解禁のニュースが出た。
Jリーグ、クラブの上場を解禁

クラブにとっては、資金調達の選択肢が増えることはいいことかもしれない。プレミアでもマンチェスター・ユナイテッド、セリエAでもユベントスなどが上場をしている。規制はできるだろうが、外資の資本が入る可能性がある。

個人投資家として、投資をするかどうか考えてみた。

・投資先企業としての魅力があるか
Jクラブの主な収入源となると入場料、ユニフォームなどのグッズ、選手が移籍した場合に発生に伴う収入などはいろいろ出てくるだろうが、現段階だと日本市場が主なターゲットになり、2021年の調査だと約878万人で年々減少をしている。
※出典【速報】 2021 年スポーツマーケティング基礎調査 – 三菱UFJ
1チームの努力だけではどうにもならないが、少なくともアジアマーケットへの拡大などがないと収入に頭打ちが出てくる。またDAZNもこのまま継続するとも限らないし、契約料も変更になる可能性がある。

・投資金額の問題
日本の現在の証券市場を考えると、単位株という制度があり、基本的に1単位1000株の購入が必要。株価が100円だったとしても、10万以上を投入するとなると少し苦しい。優待としてクラブのグッズをという話もあるだろうが、そこにコストをかけるくらいなら、以前鄭大世選手のことでも書いたように、施設やアカデミーにそのお金をかけてほしい。ちなみにマンチェスター・ユナイテッドはNY市場に上場していて、手数料はかかるが1株14ドル程度(2022年2月28日時点)で購入することができる。この程度のお金であれば、投資という考えを外して買うことができる。
鄭大世選手の記事を読んで

今の状況を考えると個人としてお金を出してまで株を買うという気には、いくら好きなチームでもならないなぁ。

もちろん個人をターゲットにした施策ではないのだろうけど。

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