【蹴球観戦放浪記】2022年3月6日徳島vs東京V
ストレスが溜まる試合である。選手よりもスタジアムの風に。ホームスタジアムってホームチームに有利に働くものだと思うが、風が難しい。風上に立てば有利かというとそうでもなくて、ボールが流れてしまう。
あと、徳島の悪癖というかJ2優勝のときも感じたが、特に前半に先制点をとったあとにチームが緩んでしまっているように見える。畳み掛けるように攻撃をしかられればいいのだが、相手の反抗をまともに受けているシーンが多く、流れに乗り切れないシーンが多いように見える。
得点にはいたらなかったが、前半16分の白井選手→内田選手→渡井選手と縦に細かく繋いだシーンは決めてほしいシーンではあった。続く攻撃も藤尾選手が競ったこぼれ球を浜下選手が拾って、逆サイドの西谷選手へのパスからシュートというシーンも可能性を感じられた。
昨シーズン少なかったセットプレーで得点できたことは大きい。そのあともう一段ギアを上げたかったところだが、ヴェルディの反撃をそのまま受けてしまったことが痛く、43分に同点ゴールを許してしまう。オフサイドに見えたのだが、うまく抜け出されてしまった。
43分もクリアで前線に出てきたボールを西谷選手がうまくフェイクを入れて抜け出し、藤尾選手への絶妙なグラウンダーのクロスはシュートコースは限られていたが、16分と同じようにヴェルディGKの高木選手に防がれてしまう。
後半に入っても53分の安部選手→藤尾選手→新井選手から櫻井選手のミドルシュートは抑えの効いたいいシュートだったが、これもヴェルディGK高木選手に防がれてしまう・・・。
イエローカードをもらっていた安部選手、櫻井選手をそれぞれカカ選手、長谷川選手に変えたが、ボランチの櫻井選手はともかくCB安部選手を変えるのは少し安全に考えすぎではないかと思った。
交代した櫻井選手に声をかけていたポヤトス監督は印象的だった。
78分にヴェルディGK高木選手からのロングボールに合わせた佐藤選手に後ろからかけてしまってカカ選手の退場。J1では通用していたが、今季はリーグ戦では先発できていない。調子が上がってきていないのか・・・・バケンガ選手もそうだが。
ボランチの櫻井選手にボールが入るようになってきたし、渡井選手も調子が上がってきていると思うので、なんとか勝ち点を落とさなかったのはよしとするしかないか。
SNSを見てもヴォルティスサポは選手を批判するよりもいいところ、改善している点を見つけようとしている人が多いように思う。