【蹴球観戦放浪記】短評:2022年3月23日徳島vs秋田
今週は出社する日が多く、週中水曜に行われた試合をようやく観戦。
残念ながら引き分けたわけですが、SNSやYoutubeで言われたほどつまらない試合ではないと思った。しかし、前節までと違う点や課題点は多くあったように思う。
秋田は前からガンガン来るのかと思いきや、CBやGKに対してはプレスをかけず、2FWは白井選手へのパスコースをなくすような配置をとった。であれば、サイドバックをもう少し上げれば、1ライン飛ばせるはずだが、高い位置を取らないことは疑問だった。
前節まではCBから1ライン飛ばしてインテリオールの渡井選手、児玉選手に当ててアンカーに前向きにボールを握らせるパターンもあった。しかし、秋田は徳島のインテリオール2選手をそれぞれCHとサイドハーフで見ており、ボールを入れることができなかった。徳島のサイドバックも高い位置を取らなかったので、インテリオールを見ているサイドハーフはサイドバックも見られるようになっていた。サイドバックが高い位置を取れれば、サイドハーフはサイドバックとインテリオール2人を一度に見ることができなくなるのでもう少しボールを入れることができたのではないだろうか。
55分の渡井選手から西谷選手に渡ったチャンス、その後相手ボールをすぐに回収するなどトランジションも良かった。ゴール前での精度には課題はあるが、攻守の切り替えの速さはJ1を経験したことにより意識は高いと思う。
このような試合では何枚か剥がせるドリブラーや単純にゴール前にクロスを入れて競り合いに勝てる選手が入ればいいと思うのだが、そういったわかりやすい才能を持っていない選手を獲得しなくてもいいサッカーができるチームを目指しているのが徳島だと思う。
リーグ初スタメンの松澤選手はビルドアップやセーブなど安定したプレーができていた。
とは言っても同じようなシーンが繰り返していたことがSNSやYoutubeでつまらない試合と言われていた要因の一つではないかと管理人は考えている。
あと、秋田の監督のインタビューって・・・。