ダイナミックプライシング

FC町田ゼルビアは今シーズンから試験的にダイナミックプライシングを導入している(らしい)。

IT系企業が親会社、関連会社になっているJリーグチームが増えてきており、J1だけでも鹿島、FC東京、神戸など増えてきており、派手な補強の方が目立つが収入面で工夫をしている。

これだけ見ると管理人が応援する徳島もダイナミックプライシングを導入すればいいというと思うかもしれないが、自分は今のスタジアムの立地を考えるとあんまり効果がないと考えている。

スタジアムが徳島の市内中心地などアクセスのいい場所にあり、仕事やなにかのついでに立ち寄れる場所にあれば、値段が安くなったら、サッカーファン以外にもくる可能性があるが、今は車を使わないといけない場所にあるので、なかなか難しいだろう。アクセスという意味では町田のスタジアムも東京とはいえ、古い言葉だがベッドタウンで、都心からの仕事帰りだと時間もかかる。また、駅からも遠いらしい(今年はぜひ行ってみたいと思っている)。今シーズンのこの実験の結果を興味深く見守りたい。

親会社、関連会社がIT会社の場合は宣伝効果以外にもこのような実験の場としてスポーツクラブに期待していると思う。IT企業でなくでも徳島の場合は親会社である大塚製薬のボディメンテを試合後に選手が補給している姿を放送されるケースが多い。宣伝効果だけでなく、いろいろなデータを取ったり、選手からのフィードバックをもらっていて、実業にも還元しているのだろう。企業との良い関係になっていることを期待したい。

話は変わるが、某チームは親会社はおらず、独立採算でやっているのでえらいみたいなニュアンスで話していた人がいたが、経営という面では親会社がいるかどうかは関係なく、黒字する方がいいのが当たり前ではと思っていた。ちなみにコロナ禍という特殊環境ではなるが、徳島があげている利益額はその某チームより多かった。

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