サッカーのスタイルの確立って難しい

水曜に浦和vs横浜Fマリノスの試合を観た。

前半に横浜が3点リードし、圧倒して終わるのかと思っていた。しかし、浦和はユンカー選手の活躍で追いついた。
エンターテイメントとしては面白かった。

快勝したスーパーカップでも指摘したが、リカルド監督の志向するサッカーはできていない感じはしていた。この試合では、特に前半は縦に急ぐ選手が多く、縦の距離感が保てず、ボールを奪われたあとの守備もいい位置でできていないので、特に浦和の右サイドはフィルターがかかっていない状態だったので好きにやられてもしょうがないだろう。

リカルド監督のやりたいサッカーが必ずしも正しい訳ではない。徳島の場合はリカルド監督就任前は方向性は定まっていなかった。1年目で結果を出し、さあ2年目というところでチームは停滞した。しかし、監督は続投した結果、J1への昇格も果たした。徳島に確立したスタイルがなかったの。しかし、リカルド体制でポジショナルプレーの基礎はできた。ポヤトス監督に代わり、選手も入れ替わっているのでまだまだスタイルの確立まではいっていないと思っていますけど。

スペイン式のポジショナルプレーがすべての正解ではないと思うし、浦和の歴史からしてドイツ色の強いゲーゲンプレスを用いた縦に早いサッカーの方が合うと思うし、選手の能力ももっと活かせると思うんだけど。

今広島がドイツっぽいサッカーをしているし、ポジショナルプレーやポゼッションサッカーだけが正解ではなく、ドイツっぽいサッカーやドン引きしてカウンターというサッカーも面白いのでもっと多様性が出てくるとリーグ全体が面白いんだけど。

Follow me!