【蹴球観戦放浪記】短評:2022年6月18日岩手vs徳島
新潟、仙台戦と改善が見られたので、後半戦の初戦かなり期待していた。
しかし、ピッチのせいかボールが転がらず、足をとられるシーンが頻繁に見られた。 DFラインでのボール回しはできるものの、一列前に効果的なパスがでず、ロングボール。一美選手へのフォローも少ない状況。ボール保持率は高いものの、今シーズン一番内容が悪かった琉球戦と同じ流れ。
後半に入ると選手交代はなかったものの、白井選手と長谷川選手の位置を変更。白井選手は動きのあるボランチでDFラインからのパスを引き出し、流れを作る。長谷川選手もポジショニングや守備に課題があるので、一列高い方が良さそう。長谷川選手→濱下選手→エウシーニョ選手のパスワークで右サイドでもチャンスを作る。 流れがよくなってきたので得点も期待できた。
66分に長谷川選手から児玉選手、エウシーニョ選手から安倍選手に交代。この交代によって新井選手は左SBから右に回る。 69分には安倍選手が油断したのか、危ないシーンを作られた。
75分には渡井選手からバケンガ選手、85分には濱下選手から坪井選手に交代。選手を交代するたびによくなってきた流れが停滞していくのを感じた。 バケンガ選手をワントップにしたが、ロングボールへの予測や守備のプレッシャーが弱まったように感じた。
左サイドでボールをとられ、クロスを入れられてゴール前でごちゃごちゃしたところでクリアミスを拾われて失点。 試合終了まで圧力をかけたが追いつくことはできなかった。
前回の対戦でもある程度前からきてくれ、かわして大量得点をとることができた。しかし、この日はDFラインへのプレッシャーはそれほど強くなかったが、ミドルゾーンを人で埋めて縦パスを入れさせてもらえなかった。 改善が見られて、なんとか昇格圏までと考えていただけにこの敗戦は痛い。 また、SNSでは監督解任論が出てくるのだろうか・・・。
スペイン人監督って2年目って鬼門なんだろうか。リカルド監督のときも2年目はしょぼいサッカーしていたんだよなぁ。