アオアシに学ぶ「考える葦」の育ち方
2022年4月からアニメ放送も始まったアオアシ。サッカー漫画ではありますが、サッカーだけでなく日常における成長を考える上でもいろいろな学びがあります。
著者の仲山氏は楽天大学学長をつとめていらっしゃって、前にもジャイキリを題材にビジネス書を書かれています。
学びの取れ高は「ふりかえり」で決まる
P.164
漠然と仕事や勉強をしても学べることって少ない。さすがに今はあんまりやってませんが、社会人になりたてのころはできないことが多くて、毎日のようにできなかったこと、指摘を受けたことをノートに書いて足りないところはなにでどういった勉強をすればいいか考えたものです。フットサルでもうまくいったこと、悪かったところ(あくまで自分視点ですが)を覚えておいたり、動画を撮ってもらっている場合は見返したりして反省をしています。反省しても次の日に試す場面がないので、なかなか進歩しないのですが。
「考えて、考えて考えて、-するとな、『いろんなことがいずれ考えなくてもできるようになる。そうしたら、ようやく自分のものになる』って
P.206
最近のトラブルでもメンバーには苦しくても自分がなにを考えているかちゃんと意識してくれと言っています。メンバーからはなんでそんなに早く網羅的に考えられるのかと聞かれたのです(決して自分ではできていないと思いまsが)、若いときに同じようなトラブルのときに考えて考えて、その場で気づかなかったことも後で反省できるように記録をして、また考えたから、自然とできているような気はしています。
舞台設定はサッカーですが、アオアシはいろいろ学べることが多いです。「アオアシに学ぶ「考える葦」の育ち方」はその代表的な一部を紹介している本ですが、アオアシを読んだ人はそれぞれの立場で自分にも当てはまると思うことがある学びもある漫画だと思っています。