片野坂監督の解任と浦和のサッカー
G大阪の片野坂監督が解任された。
G大阪は、個人技の優れた選手が多く、攻撃的なサッカーと言われるが、組織で崩すというサッカーではないと思っている。シーズン当初、鹿島、大阪と優勝から遠ざかっている名門(名門の定義はいろいろあるだろうけど)が組織的なサッカーに舵をきって、どうなるかと注目していた。
片野坂監督はコーチ時代にG大阪に関わっているので、内情もよくわかっているだろうが、いろいろ難しい面があったんだろう。正直内情はわかりませんが、マネジメントって難しい。G大阪の才能ってなんかもったいない気がする。宇佐美選手なんてすぎ選手だと思うけど、ヨーロッパでは活躍できなかった(ヨーロッパで活躍できればいいかというのはそれぞれのサッカー観はあるでしょうけど)。堂安選手くらいですかね。もっと早くビッククラブに移れるかと思ったけどね。
一足先にスペイン式に取り組んでいる浦和のサッカーも磐田戦、ACLと続けてみてみた。大勝しましたが、特に磐田戦は西川選手に救われたという感じ(6-0の試合で5セーブですからね)。岩尾選手は地味ですが、ボールを受ける位置もいいし、ミドルレンジのパスも逆サイドまでよくみている。課題を組織的に解決するというより補強でなんとかしているように見えています。大勝で課題が先送りになっているように感じております。結果が出ていない徳島サポがいうのもなんですが。