Jリーグ人事
J1も最終節が終了し、横浜Fマリノスの優勝が決まり、清水、磐田の降格と京都のPOが決まった。監督動向についていろいろと記事や情報が出ている。
リカルド監督のいた浦和だが、ポーランド人監督が就任という記事。
浦和、ポーランド人指揮官を招聘か 来季新監督へ浮上「契約を交わす」と海外メディア報道
twitterにもスコルジャ氏について触れられていたので、リンク先の英語記事も読んでみた。
2015年の記事だけど面白かった。13歳でコーチを目指し独学でトレーニングを学び論文が認められて現場に飛び込んだこと、2008年にグアルディオラを倒したとき若干36歳だったこと、インターンで学んだリバプール時代のベニテスに影響を受けていること、、、などなど。 https://t.co/IuzJK4l8v8
— 96 (@urawareds96) November 5, 2022
ポジショナルプレーとかストーミングとかいろいろ流行りの言葉はあるが、リカルド時代と採用しているフォーメーションは同じだが、プレスがより強くなる。継続性としてはかなり疑問。リカルド時代、数試合しかみていないのでなんともいえないが、前からのプレスは切り方が悪く、空転していたようで心配。リカルド監督が指導できていなかったのか、選手自体の理解度の問題か不明だけど。すごい舵きりだと思っているけど。
順位はともかく、天皇杯、スーパーカップ、ACL決勝進出とここ数年では結果を残していると思う。また、数値的に比較しても改善しているように思うけど、リーグ戦の結果がねと感じなんでしょうね。浦和レッズには興味はない(チームというよりサポーターがね)けど、リカルド監督が就任するということで試合はある程度みたんだけど、サッカー自体進化しているから昔と比較することに意味はないかもしれないけど、過去よりいいサッカーしていると思うけどね。2年間かけて落とし込みやフロントとの関係が築けなかったというリカルド監督にも問題はありますけど。
某代表もそうだけど、フロントと監督の関係って難しいですね。今年の徳島もずれがあったという話ですけど。
J2に降格する清水が、リカルド監督を招聘するという情報も。徳島時代の岸本選手がいるが、清水はロティーナ氏を招聘し、ポジショナルプレーに取り入れようとしたがうまくいかなかった。ポジショナルプレーと言っても戦術ではなく、より上位の概念なので、今回もうまくいかないとは限らないが、今シーズンを見ていて、関東のチームといい、静岡のチームといい、最終節まで苦しんだ関西のチームといい、伝統のあるチームのマネジメントは難しいと改めて思った。
今までJ1チームがより保守的な手垢のついた監督人事をするなと思っていたが、成功するかどうか、今までの継続性があるかどうかは別として、浦和のポジショナルプレーの対立軸なると志向の監督を招聘した人事には注目。リカルド監督でなくなったので、触れることは少なくなると思うけど。
鹿島は過去に所属した選手を再獲得する動き。
【鹿島】強い鹿島取り戻す 柴崎岳、昌子源、植田直通獲得へ 条件折り合えば復帰現実味
ベテラン選手は必要だと思う。しかし、今まで育てた選手もいるだろうし、チーム内で競争して使うというのならいいんですが。なんだかんだ言って4位で終わったけど厳しいね。
ベテランの必要性
徳島にしても某チームいやほとんどのチームがそうかもしれないけど、目標を立てるのは難しい。昨シーズン末、徳島はJ1の1年復帰という目標を掲げたが、降格した直後であること、多くの選手が移籍その時点では監督人事も決まっていないことから難しいと正直思ったし、開幕した後もいいとろ、PO圏と思った。すべてのチームが優勝を狙えるわけではない。徳島があの時点でしっかり地固めしますって言ったとしてもサポーターは納得しなかったとは思うけどね。
徳島はどうなるんだろうなぁ。ポヤトス監督続投は希望だけど。リカルド監督が交代は突然とはいえ、フロントは以前から後任候補はもっていたみたいですが、今回はどうなんだろう。ポジショナルプレーと言っても、リカルド監督は相手を自陣に引き込んでの擬似カウンター、ポヤトス監督はより相手陣でプレーをするので、いい方向性で進んでいるけど、次となると難しいなぁ。