【蹴球観戦放浪記】短評:2023年5月17日徳島vs金沢

結果は出てきているものの、ホームでの勝利がない徳島。金沢を迎えてのミッドウィークのホームゲームとなります。

スタジアムの照明をLEDに変えたというがゴール裏とかが暗い。大丈夫か。試合内容よりまずそちらが気になりました。

前半開始からしばらくは金沢ペース。いきなり苦しい状況になり、危ないシーンもありました。徳島が徐々にボールを動かしてペースを掴もうとするものの、徳島のストロングポイントの左サイドの西谷選手にボールが入ると相手が激しくチャージをかけてくる。なかなかいい形でボールを運べない状況。

前半30分に金沢の10番嶋田選手が負傷交代。嶋田選手は厄介な動きをしていた。相手の怪我を喜んではいけないし、ベストな状況の相手から勝利を奪うのが理想なのですが、ここで展開が多少楽になったのは事実。

中盤まではなんとか繋いでいるものの、相手の当たりも激しく、そこから先にいいボールを供給できず、シュートもないまま時間がすぎます。左サイドでボールを奪って、児玉選手が森海渡選手が相手の裏をとったのをよくみていて、スルーパス。海渡選手はスピードを活かして先にボールを触り、アウトサイドでボールを中に動かし、ファーに打ってくるかと思いきや、前のDFの股を開かせ、ニアへ強烈なシュート。相手GK白井選手も動けず、ゴール。このシュートはすごかった。

後半に入ってもボールは握れるものの、決定的なパスは出ない。相手には多くのシュートを打たれてしまった。とは言ってもペナルティエリアより外がほとんどではあったが、危ないシュートもあったが、守護神スアレス選手がファインセーブ。今年はクリーンシートが少なく、苦しいシーズンを過ごしているが、DF陣がコースを限定していたとはいえ、頼もしいスアレス選手が戻ってきた。

後半20分に安部選手から西谷選手に展開。得意のドリブルで仕掛けて、相手を抜き切らない状態で左足でシュート。相手GK白井選手に弾かれるが、森海渡選手が詰めて2点目。

結果から言うと4本のシュートでかなり効率的に得点を重ねて、今シーズンホームでの初勝利。

スタッツから見ると昨年までの徳島らしくないように見えるが、かなり縦に早く勝負しているので、パスミスや相手カットに会うのはしょうがない。取られた後の守備と縦につけるパスのタイミングなどが整理されてきているように見える。

次は藤枝戦。自分たちより上位の相手ではあるが、5月に入って負けていないし、初の連勝を目指して、応援するぞ。

 

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