原理原則って難しい
外国人が日本人を指導するときに戸惑いを感じることがいったことを100%実行しようとすること。原理原則を伝えているだけだから、それは状況に合わせてやってくれよってことでしょう。ただ、これはサッカーに限らず、日本人の枠内でも感じることだし、仕事でも同じように思う。メンバーに指示をするときにこの原理原則から外れてなければ自分のやり方でやってくれと思っていても、なんでも聞いてくるし、これはメンバーが悪いわけでもなく、自分がメンバーだったときもそう思われていたんだろう。
ラバイン監督がスペインのメディアに答えていたものを掲載してくれている人がいたので、サッカーだけではないという自戒の意味もこめて読みました。
レアル・ソシエダの試合は久保選手加入前から観ていたので、保持がベースにあるものの、ショートカウンターや縦パスを早く入れるサッカーに変えてくることは予想していた。ただ、やみくもに縦パスを入れればいいというわけでもない。開幕当初はやたらロングパスが多く、監督が言っているような現象が起こっていた。
徐々に整理されて成績も安定してきたが、藤枝戦や岡山戦のようにうまくいっていないのにロングパスにこだわってしまって自滅したような試合もある。意識の変化も必要で、難しいことではあるが、プランがうまく行かなかったときにピッチ上の選手で判断できればいいけど、まだまだ難しいだろうな(ポヤトス時代もそういった傾向はあり、ハーフタイムを挟むと内容がよくなったりした)。