ロングボール再考
サッカーとフットサルでは使い方が違うのですが、サッカーを観ていたときに感じたこととこの前久々にチーム練習に参加できて思ったことをつらつらと。
管理人自身、ロングボールは多用する傾向にあるので、ロングボールは否定していない。サッカーでもビルドアップを志向する最高峰とも言えるマンチェスター・シティでもエデルソン選手のロングボールは有効な武器である。ロングボールを選択肢に入れることによって、ビルドアップで詰まったときの逃げどころになるし、ロングボールもあるぞと思わせることによって、ビルドアップも行いやすくなる。
しかし、ただ蹴ったり、チームのリソースと合っていない使い方は攻撃のリズムが悪くなると思っている。
徳島で言えば、今年の中盤以降GKからのロングボールを使うことが多くなったが、トップに起用されることが多い森海渡選手は体格の割にはボールの落下地点の予測や体の使い方が良くなく、相手にボールをそのまま渡してしまうことが多い。彼にロングボールを供給するなら、低い弾道(レッズの西川選手のような)でスペースに出すなどの工夫が必要。解説などがフィジカルがある海渡選手みたいな表現をするが、普段の試合を観ているのかと疑問に思う。
フットサルで言えば、前回の練習はロングボールを使う場面は少なかった。体力がなくて、前のこりするケースはあるが、残ったメンバーがボールがある高さまで動き、適切な距離だったので奪われても守備に移行できたのでリズムが良かった。
前は闇雲に蹴ってしまうメンバーもいたが、せっかく守っても相手にボールを渡すケースが多かったので、リズムが悪いこともあったけど、久々に参加したせいか、攻守が連動しているように感じたんだよなぁ。普段やっているコートと比較しても広い分スペースが使いやすいということもあると思うけど、このリズムの中に自分は入っていけるかなぁ。