秋冬制
秋冬制については、いろいろ問題はありそうですが、選手のことを考えると基本的には賛成です。学生の年度とはまらないですが、現在も強化指定選手を使っていることから基本的にはなんとかなるのではと思っております。もちろん、雪国の問題はある(試合開催だけでなく、練習の確保)ことも理解しています。
カターレ富山の社長の記事を読んで、自分がわかっている以外にもいろいろ問題はあることがわかりました。
シーズン移行、不公平ない カターレ社長、月内に「秋春制」賛否
・平日開催が増える
冬に加え、夏の開幕前にもオフシーズンができ、年間で公式戦を行う期間が短くなるので、平日の水曜開催が増えます。過密日程になりますが、アウェー戦が重なるわけではなく、サポーターに遠征の負担が続くわけでもありません。
ヨーロッパのリーグ戦で平日開催が多いわけではないので、理屈が分かりません。平日開催が増えると都市圏の多くのようにスタジアムが街に近いところはいいですが、徳島のように普通なら夜9時に最終列車があるようなところだと困るかも。土曜の町田も行きましたが、シャトルバスなど増便する必要はあるかもしれません。観客が週末より多いわけでもないのに、費用が嵩むとクラブの経営としては考える必要があるかもしれませんね。
交通に問題のない都市圏の開催を主にするといった対策を取ったとしても、そのチームの人の集まる週末開催が減るというのも本末転倒でしょうし。
・ウィンターブレイク期間のキャンプか
年2回のオフができるとキャンプ費用が約1400万円増える。この増額分に対するJリーグからの補填(ほてん)がほぼ決まりました。シーズン移行してもチーム間の財務的な不公平は発生しないと、はっきりと言えます。
キャンプが増えるのは盲点でした。確かにヨーロッパも冬にキャンプしてますね。豪雪地帯を考えると途中中断期間というのは必要でしょう。イングランドのように休みなしというのもね。。。
ヨーロッパの場合、世界的に人気コンテンツであるチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグが平日に行われ、そこで得られる収益があるのでうまく運営できていると思うので、ACLの価値をどこまで高められるかなぁ。そういった意味ではサウジの最近の選手獲得の動きはポジティブとも言えるけど、サッカーの本場であるヨーロッパで視聴者を獲得できるのでしょうか。