【蹴球観戦放浪記】短評:2023年11月18日奈良vs相模原

前節大勝した相模原。

ここにきて、プレスの仕方や崩し方が整理されてきているように見える。前半戦では、前への推進力はあるが、適切な位置で止まれなかったり、パスがずれたりしていて、ガチャガチャしたことが多く、落ち着きがないように見えた。

この試合、特に前半はプレスの勢いを保ったまま、適切な位置でとまれるのでボールを奪うことや奪えなくても相手の攻撃を遅らせることが多かった。攻撃でもパススピードもうまくコントロールできており、アタッキングサードまでボールをうまく運べていた。

ただ、最終的なところで少しボールがずれたり、シュートの精度を欠いてしまったことが残念。相手の好セーブもあったが、前半もう1点とっていれば、結果は変わっていただろう。

後半、奈良はビルドアップが難しいところではロングボールをDFラインの裏側に蹴り込み、相手の前後の距離を広げることによって、ボールをつなげるシーンが増えた。

フリアン監督の修正力も確認できたし、J2が終了してしまったので、J3にも特徴的なチームがあるので、観察していきたい。

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