【蹴球観戦放浪記】感想:2024年5月6日岡山vs徳島
上位かつ最近勝てていなかった岡山相手に勝てたのは大きい。
サイドの守備は大分整理されている。しかし、前監督時代いやラバイン監督時代からか、つながれた後にバイタルエリアに人がいない状況が頻発するのは改善できないだろうか。
カイケ選手は開幕当初はボールを持たされると慌てて、蹴ってしまう状況があり、ビルドアップが安定せず、徳島のCBとして使うには不安要素しかなかった(終盤FWとして使うことも)が、大分安定してきた。
自陣でのビルドアップは安定してきたが、そこから先はまだ整理されていない。
前監督時代に仕込まれていたであろう、アーリークロスだが、得点の匂いがしなかったし、ビルドアップが安定せず、位置的優位を保ったまま運べないかつ徳島の選手の特性上合わせるのは難しいと感じていたが、この試合では頻度は多くなく、前によく見た深い位置までえぐった平行あるいはマイナスのクロスが上がって得点を取ることができた。
正直前監督時代のサッカーの質が悪すぎて、今のサッカーでもかなりよくなったと思うが、徳島の志向していたサッカーのレベルってこんなんだったけと思うと、まだまだだが、いったん破壊されたものを元に戻すにはその時代を知っている選手も減っているので、難しいし、いっそ別の土台を築いた方が良い。