決算発表に思う
昨年度の徳島ヴォルティスの決算が発表された。
徳島ヴォルティス 昨年度グッズ売り上げ過去最高2年ぶり黒字
2年ぶりの黒字ということだが、内容は良くないと思う。
まずは売上を減らしているところ。やはり成長を判断できるのは売上。グッズ販売は柿谷選手効果もあり、増えたようだが、本来クラブが中期的に見ている選手の売却による売上は多くないと思う。白井選手など主力選手が移籍をしたが、多くはレンタルバック。日本人監督になったからこれが継続できないとは思っていないけど、現時点では少し足りないと思われる選手なので徳島で育て直して売るというスタイルになるだろう。特に日本人監督および新しい体制では短期的な勝利を目指すことになるだろう。
選手を育てるという方針に関して、ベニ監督とはクラブ側とのズレがあったのかも。彼はいいサッカーをしているという言葉が多かったが、それは必要だが、目の前の勝利も必要なんで。
一方黒字化した主な要因は人件費の削減など経費の削減によるもの。ここにも突っ込みどころはあり、本当に必要な選手の獲得や監督経験のない人を招集したバックアップ体制の不備があったのではないか。
もっといろいろ思うところはあるが、この辺にしときます。