欧州開幕雑感
まだまだサッカーの分析は勉強中であること、シーズン序盤でそれぞれのチームが出来上がっていないこと、チームを複数の試合を見てきたわけではないので、見た感じであるというエクスキューズはありつつもさらっと。
ソシエダ。日本代表久保選手の所属であるだけでなく、徳島の提携先、人口規模にも関わらず名選手を下部組織から輩出しているいうことで徳島のモデルにもなると思い、昨年から追い続けております。主力選手、特にセンターライン、CBルノルマン、CHメリーノなどが抜かれて苦しいシーズンになると思っていましたが、ある程度予想通り。抜かれた選手は確かに大きいですが、その影響がより大きいのは、管理人の知識では攻撃のデザインが見られず、個人能力が頼り。守備組織は構築されておりますが、昨シーズンもMF陣が主力の場合はここで剥がせて、久保選手にボールを渡せていたのですが、久保選手がサイドでピン留めしてもボールが出てこない。これなら久保選手をサイドではなく、インサイドハーフに起用して、ボールを触らせた方がいいと思うけど、どう立て直してくるかはこれからの楽しみ。
バルセロナはフリック監督になって、縦に早いなぁという印象ですが、その縦パスが開幕戦は雑な印象を受けましたけど、だんだん整ってきている感じ。財政上の問題もあるけど、下部組織出身の若い野心を持った選手はベテラン選手を使うよりも、運動量の多いフリック監督に合っている気はします。怪我人が戻ってきたときにどうなるか。
ジローナもソシエダ同様に選手が抜かれて厳しいなぁという印象は開幕戦では持ちました。違いが作れるサビオ、決定力のあるドフビクが抜かれたのは痛いけど、チャンスは多く作れているし、ドフビクがいない分、安定して昨年のような成績を上げるのは難しいかもしれないけど、ヨーロッパリーグ圏内も今年は同時並行で参加するCLをどう乗り切るかによってはありうるかなと見ています。
他にもユベントスやマルセイユなども見ましたけど、リーガを中心に思ったことを。