リーガとセリエのビルドアップの違い?
徳島きっかけでリーガはよく見ているのですが、セリエはそれほど見ていないのですが、この前ユベントスの試合を見ていて、直感的に思ったことを。
リーガの場合、ヘタフェなど特徴のあるチームは別ですが、ビルドアップをするときに、CBが受け取った場所から少し運び出して、相手を惹きつけてから縦にパスを出すシーンをよく見ます。スペインのサッカーを見る人ではよく言われるのですが、いわゆる「コンドゥクシオン」というドリブル。このドリブルを行うことによって、相手を動かして、パスを受ける選手のための、スペースや時間をつくる動きです。
ユベントスの試合を見ていて思ったのは、1試合しかも開幕なんで、毎回こういう動きをしているというわけでないと思いますが、CBがパスを受け取った位置からあまり動かず、パスを出すシーンが多かったように感じました。そのせいか、受け取った選手が上手いターンができれば、そのあと運んだりすることができますが、潰されるシーンが多く、前に飛ばすことが多かった気が。
イタリアは印象として、失点を嫌う傾向にあり、CBをドリブルをして、取られると失点の可能性が高いので、それを避けているのかと考えています。本当にこれがイタリアで一般的な考え方かどうかはユベントスの試合を繰り返して見ないといけないですが、ユベントスの選手はイタリアでも実績のある選手、今までのやり方を変えるのは時間がかかるかもしれません。
モッタ監督には期待しているので、これからどう変わるのか、継続的に観ていきたいが、リーガと徳島の試合があるので時間があるかどうか。