【蹴球観戦放浪記】短評:2024年10月20日徳島vs藤枝

結果から言うと3-0の快勝。ポルトガルから復帰した渡井選手もスタメンで前に出た試合よりもコンディションもよく、以前よりも力強くなったように見える。

前半の入りから相手のペースに握られたところでそのままペースを取り戻せないところもあったが、取り戻せたのはよかった。しかし、相手が風の影響もあり自滅したこともあり、監督の指示とは思えていない。また、前まではGK田中颯選手、この試合ではカイケ選手にロングキックを蹴らせる場面が多かったが、効果的だとは思えなかった。ターゲットが2列目の選手と離れており孤立していた。特にこの試合でターゲットになっていたブラウンノア選手の場合後ろ向きにキープさせるようにもっと先に蹴って走らせた方がいいのでは(風の影響などもあったと思うけど)。

守備でも相手に助けられたところもあったが、バイタルエリアでフリーにする場面が多く、そこにパスが入らなかったのは助けられた。

勝ってよかったで終われば素人のサポーターとしてはいいのだが、プレーオフ進出もなくなった今、気になることをつらつらと。

正直、増田監督の監督の技量がよくわかっていない。前監督から受け継いだあと、迷走したが、そこからは若干以前の徳島雰囲気があり、これはと思ったが、監督のコメントで抽象的なものが増えると人選含めてよくわからない采配が続いた。相手に合わせる分析力があるようにも思えたけど、ここ数試合はそれもよくわからんって試合が増えて、来期も続投となると疑問符がつく。

冒頭の渡井選手をはじめ、岩尾選手など以前所属した復帰したが、怪我をしたという情報もないまま、ベンチ外というのにも疑問が残る。ここ最近は獲得した選手が怪我も多いし、メディカルチームは改善をしてほしいし、メインスポンサーも大塚製薬なので、そこは話題のレッドブルのように広告宣伝効果以外の検証の場として使うなど選手のコンディション作りにも参画してほしい。

 

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