西野太陽選手の成長

週末の藤枝戦は快勝したわけですが、サポーターアンケートでもYoutubeでのJ2のマッチレビューでも、得点に絡んだ渡井選手、児玉選手、鹿沼選手、ブラウンノア選手が取り上げられることが多かった。

実際特にMF陣はこのシーズン一番の出来だったし、自分もアンケートにはこの3人に票を入れた。

しかし、影の勝利の立役者は左WBで出場した西野太陽選手だと思いはじめている。

このシーズン西谷選手の退団、その後フィットしてきた橋本選手の新潟への移籍、山口選手の獲得起用と左サイドは右サイドと比較すると固定できずにいる。

西野選手も元々FWで入団しながら、最近は右サイドバックや右WB、そして左サイドといろいろな使われ方をしている。

守備面は大きく向上しているように見えるが、左サイドに置かれた場合にドリブルや左足でもクロスの精度がまだまだで、相手への脅威になっていなかった。

この試合ではドリブルでの仕掛けも積極的だった(抜けたかどうかは別だが、ボールを失わなかった)し、左足でのクロスやシュートのトライも何回かあった。

結果サイドではった場合、相手も無視できないので、マークにつく、結果相手の守備の距離感を空けるシーンが多く、前述の3人のMF陣が自由にスペースを使える場面が増えたように見える。

ここで心配なのが次の試合での監督の人選。もちろん怪我など外部に出せない情報もあるけど、活躍した選手が次の試合でベンチに入っていないケースが多いように思う。おそらく相手に合わせていろいろ考えているのだろうけど、徳島の今までのサッカーを観てきたものとしては相手に合わせるのではなく、主体的なサッカーをしてほしく、主体的なサッカーをしてうまくいっているのであれば、変えないでほしい。もう残り3試合なのでそういった場面でもないのかもしれないけど、この人選がいまいち監督のことを信頼できていない理由の一つである。

Follow me!