ジローナの苦戦から考える徳島の選手編成
昨シーズン、シーズン途中まで首位に立ち、リーガで面白いサッカーをしていたジローナは今年苦戦しております。シティグループとは言え、クラブ規模が大きくないクラブがCLに参加しているので、苦戦したり、国内リーグで苦戦をするのは過去にもあった話ではありますが。
躍進したクラブであるのですが、主力が移籍をしてしまうということ。サイドでアクセントになったサビオも痛かったですが、中でも得点王もとったドフビクの移籍は痛かったのでは。
リーグを見る限りは、ビルドアップは昨シーズンと同じようにやっているように見えます。しかし、うまくいかなかった場合にGKからロングキックを蹴ったとき、最後のシーンでアバウトなクロスを入れたとき、いづれもドフビクが絡んでいました。今年もFWは補強をしているものの、強力なターゲットにはなりきっていません。
徳島が昨シーズンあたりから必ずしも後ろからつないでというサッカーをしておりませんが、今後クラブの方針としてつなぐサッカーをする場合、つなぎの部分では論理的に整備することは選手が代わっても、監督の理論および選手への落とし込みがしっかりできれば、可能だとは思いますが、それでもうまくいかない場合はターゲットは必要。ここはなかなか育てることはできないので外国人をはじめとした補強が必要と考えています。
なんでもできるというタイプが徳島に来てくれるのは所属しているカテゴリーからすると難しいので、たとえば足元の技術はないけどボールが収められるとか補強の特徴が掴みやすい1点豪華な選手に絞る意味でも、スペイン式のポジショナルプレーをベースとしたサッカーにして欲しいですけどね。起きたての頭で推敲もせずに今朝のCLのジローナが大敗した結果を見ながらつらつらと書いてしまいました。