修羅の都
ずっと読もうと思っていた本だが、ようやく読めた。
小説の場合、よほどのことがない限り、読み返そうと思わないので、図書館で借りようと思っていのも理由だけど。
数作前にも話題になった鎌倉幕府ができる際の話。はじめ読んでいると誰を軸に書いているのか（当然頼朝は軸になるのだけど）わかりにくかった。
自分が学生時代はサラッと流れた清盛から鎌倉時代だけど、最近はいろいろわかったことが増えているし、貴族・上皇など奈良・京都を中心としていた政治が別の地方に移ってきた（完全に移ったわけではなく、それぞれ存在していたのだけど）時代の移り変わりもあり、面白い。
乗馬技術が優れていると言われていた頼朝は最後、落馬を原因として死亡したと言われているが、その原因のなる事象がある人物により起こされたこととされており、その人の視点から書かれている物語だと自分は解釈している。
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