井上尚弥選手vsラモン・カルナデス選手
2R井上選手の生涯2度目のダウンは、ヒヤッとした。前回ダウンしたときはパンチをもらいながらも体重を後ろに逃し、ダメージを軽減したように見えたが、今回は見えないところからまともに食らったように見えた。実際、ダウンしたときも真下に沈んだように見えた。
しかし、井上選手は逃げるでもなく、打ちに行って、それ以降も乗り切ったし、カルナデス選手も勇気を持って、打ち合った。ヒットしなかったものの、何度か似たようなパンチを打っているように見えたので、カルナデス選手も用意してきたものなんだろうなぁ。
井上選手は元々ディフェンスも上手いけど、まともにもらって立ち上がってきて、下半身もしっかりしたままパンチを打てるのはどんな練習を積み重ねているんだろう。
カルデナス選手も29歳ということだが、いいボクシングをしていたけど、ここまで大きなタイトル挑戦がなかったところにアメリカの選手層の厚さなのか、いろんな事情があるのか気になるところ。強いでしょう、カルデナス選手。