アオアシ最終回

アオアシが最終回を迎えたらしい。らしいというのは、自分は単行本で読んでおり、週刊誌をもう20年近く読んでいない。上京したての頃は、家にテレビもない上京だったので、高校時代から聞いていたラジオと漫画が部屋での娯楽だったのに。

サイドバックというポジションに興味を持ったきっかけはアオアシ。これをきっかけにサイドバックに注目しようと思って、現地で大学サッカーを観に行ったり、スペイン人監督が率いていた地元徳島のヴォルティスを応援するきっかけになった。ちなみに当初ヴォルティスは3バックだったと思うが、左サイドの井筒選手に興味を持った。

単行本で読んでいる段階では、トップチームと戦ったり、バルセロナユースと戦ったりしているが、アオアシに限らず、バトルものの漫画の宿命というか、レベルの高い相手をどう表現するのかが課題になっていたので、どこを落としどころにするのか気になっていた。

「すごさ」を表現するのに苦労しているように感じられ、最近自分にとっては見づらく、純粋に楽しめない表現になっていたのは気になっていたが、この段階で最終回を迎えたのは作者と編集者の英断かもしれない。ドラゴンボールも後半は苦労していたようだが、バトルもので宇宙人なのでサッカーと比較すると制約が少ないので、表現のしようはあったと思うけど、ここら辺が限界だったのかも。

最近は無駄に話を長引かせるのではなく、いい感じで最終話を迎える作品も多いし、一旦ここで連載を終えて、別に葦人がトップチームに上がった話を作ってもいいかもしれないが、作者の小林有吾先生長い間お疲れ様でした。

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