後半戦徳島ヴォルティス
シーズンの折り返しの重要な大分戦は内容が悪かったものの、勝利して幸先のよいスタートをきった。
シーズン開幕当初から持っている不満は解消しているものではない。ただ、監督は昨シーズンまでの課題をまずは潰そうと思って進めてきていると思うし、選手もそれを信じて、結果も出ているのでよい。
初めは出身地であること、スペイン志向のサッカーをやっていたので、応援し始めたが、今は心のクラブで内容<結果になっているのかも。サッカー自体は好きなので、面白いサッカーを観ようと思えば、別のチームを観るのもいいしで割り切っているのかもしれない。しかし、地方とクラブとして生き残っているには、今のサッカーではなく、必ずしもスペインが正しいわけではないけど、何か尖ったところはないといけないと思っているけど。
で、後半戦である。最近まで累計失点数が二桁にいかない固い守備をベースに徐々に順位を上げてきた。一方得点数はかなり少なかった。以前もボールは保持するものの得点数はそれほど多くなかったときもあった。
前半戦不満だった点は、守備のブロックが低すぎること、ハイプレスというものの連携が取れていないこと、ビルドアップの意図が見えにくいことがあった。特に以前までの徳島のサッカーに慣れている管理人としては、ビルドアップには大きな不満を持っている。
11節から20節であるが、得点数は増えてきて、少なかった失点が増えてきている。
【J2】全20クラブの11節から20節に限定した成績を書き出してみた。1位は首位浮上の水戸ホーリーホック。8勝2分け。15得点/4失点と素晴らしい成績を残している。水戸の陰に隠れているが徳島ヴォルティスも7勝1敗2分け。16得点/5失点となる。ここ10試合の成績は水戸と徳島の2つが抜けている。… pic.twitter.com/Mfh2Tx3vaO
— じじ(サッカーコラム J3 PLUS+)⚽️ (@J3Plus) June 25, 2025
と言ってもまだまだ失点数は少なく、今までが出来過ぎだったのだと思う。ただ、攻撃面においてはビルドアップが整備されたわけではなく、高い位置でのひっかけてのショートカウンターが増えた。不満点の一つであるハイプレスの整備はできてきている点は喜ばしいが、ビルドアップがまだまだ不満。また失点が増えているのは、守備の仕方に問題点があるというより、ビルドアップが整備されておらず、引っ掛けられる、あるいは出しどころがなくてロングボールを蹴って、弾き返されることを起点で増えているところは上位陣と当たるときは気になるところ。
週末は予想していなかった首位水戸。ぜひ勝利を。管理人は同じ時刻に区リーグです。リアルタイムで観戦はできませんが。