30歳を超えてつまらない映画も見続けられるようになった理由
若い頃はつまらない映画はお金を払っていても途中で出ていくような嫌なガキでした。学校で行くような映画も途中で出ていたし。
けど、30歳を超えてはそういったことはなくなった。だいたい今の妻とか行くようになって、相手の気分を害しないようにとか事前にある程度調べていくようになったのでとか外的な要因や少しでも勉強になるようなことを考えてみるようになったこともある。
もう少し考えてみたんだが、実はそれが一番できるようになった理由があった。仕事をしているとなんかうまく行かないんだろうなと思いながら、上の方針だからといった仕事がよくある。多分この面白くない映画に関わっていた人たちもそういったことを思いながら、やっている人も一部いるなという悲哀がわかるようになったからだと思う。
若くて何も知らない頃は、理論(半分かじってわかったような気になっている)や正義(これも独りよがりの)とかを振りかざして自分が正しいと思うことをやっていたけど、それだけではうまく行かないことがわかってきたから、裏側に関わっている人(いや役者さんとか表舞台の人もそう思っているかも)の悲哀がわかるようになったからかな。